なかなか創作意欲が盛り上がらないので映画を見てきました。
今更ですがアメリカのゴ-ルデングロ-ブ賞を
受賞されたのもありますが評価が別れている
宮崎駿監督の 君たちはどう生きるか を見ました。
私ですが実はあまり宮崎駿監督の作品を見ません。
理由はみんなが面白いと言うから面白いのだろうと
思い見ていない次第です。
本作ですが評価が別れているのもあり見ようと思った次第です。
本作を見ての私の感想ですが
非常に素晴らしい作品
であります。
宮崎駿監督の考えや経験を強く感じる次第です。
宮崎監督の家庭や親子、友情などの考え方に
善と偽善、嘘と本当、今の商業映画やラノベに
対する考えをも暗に表しているようにも
感じました。
前半退屈のように感じさせますが
後半は怒涛の展開です。
この難解な脚本をよく書いて
映像にするなんてさすが宮崎監督です。
眞人とヒミの関係は気持ち悪いと感じる方も
いるかもしれませんが親子の関係と思えば良いし
それぞれの時代に帰るのは今の現世を顧みない
安価な作風に対する宮崎監督の強烈な答えかもしれません。
人を選ぶ作品で若い人には説教臭い作品に
感じるかもしれませんが宮崎監督の
老婆心と思って見ればこの作品の良さを
感じることが出来るのではと思います。
おすすめです。