立道智之の日記

趣味で小説を書いております

佐野昌綱の野望 登場人物のご紹介 佐野四天王編

続いては佐野家の家臣団のご紹介です。

佐野家には勇猛な家臣団、

佐野四天王が居たようです。

これは史実のようです。

佐野家、地方大名と思えないです。

ただ、実像ははっきりしないのが

残念なところ。

佐野四天王の名前も資料によって

差異がありますので

本作では名前はこちらで推測みたいな

形になっています。

f:id:tatetomosyo:20170306215003j:plain

山上道及、生没年不明。

複数の名前が伝わっていますが

本作では山上氏秀で統一しています。

佐野四天王では一番有名で某織田信長

ゲームにも名前が出ている回が

あったようです。

山上城主(群馬県桐生市)で

関東管領上杉憲政に仕えますが

憲政が北条氏康に敗れると佐野家に

仕えるようになります。

泰綱、昌綱ら佐野家に良く仕えますが

北条氏政の猛攻の前に一時は佐野房綱と

共に畿内に落ち延び、織田信長

豊臣秀吉の元に仕え、秀吉の北条征伐時に

房綱とともに佐野家の再興に貢献します。

本作では現代で富田昌弘が部長を務める

歴史研究会の部員で昌弘の旧知の友で

歴ヲタの山田に似ていますが

口は悪いが腕は立ち、昌綱に良く仕えます。

山上城の関係から筋金入りの反北条派です。 

f:id:tatetomosyo:20170306215004j:plain

大貫定行、生年不明。

没年も不明だが1590年(天正18年)説あり。

史実ではあまり記録が残っていないのですが

佐野家の中では北条派だったようです。

本作では現代で富田昌弘が部長を務める

歴史研究会の部員の真面目な大内君に

似ており、佐野家の政治行政に

手腕を発揮します。

山上とは不仲で佐野家存続のため北条氏に

近付くことを幾度と昌綱に提言しています。

 

f:id:tatetomosyo:20170306215005j:plain

竹沢定冬、生没年不明。

彼も史実ではあまり記録が残っていません。

本作では現代で富田昌弘が部長を務める

歴史研究会の部員ですげえっスが口癖の

ビッグマウス竹井に似ています。

伊勢崎城主で山上の配下で脇役で

使われる事が多いです。

 

f:id:tatetomosyo:20170306215006j:plain

 津布久士郎、生没年不明。

 彼も史実ではあまり記録が残っていません。

本作では現代で富田昌弘が部長を務める

歴史研究会の部員ですげえっスが口癖の

津布久士郎と同名のキャラです。

でも諸般あって竹沢とキャラが被っており

少々終始地味な存在です。

 

f:id:tatetomosyo:20170306212041j:plain

佐野四天王ではないですが本作で活躍する

小野善鬼もご紹介。

小野善鬼 生年不明、没年1593年(文禄2年)。

戦国時代の剣豪。史実では小野派一刀流の

開祖の小野忠明の兄弟子で忠明に敗れて

落命したと伝わっていますが実名などは

不明な点が多い人。

本作では佐野家に雇われるおかまの

剣豪として大暴れします。

モデルは美容料理研究家のあの方です。

 

他のキャラも順次、ご紹介いたします。