佐野昌綱の野望ですが登場人物をご紹介。
まずは佐野家からです。
佐野昌綱。
享禄2年(1529年)~天正2年(1574年)
佐野家15代目当主。佐野泰綱の次男。
本作の主人公です。
現代の転生者で昌綱の子孫が本来の
昌綱に代わり活躍します。
史実の昌綱は関東一堅牢な唐沢山城を
と防ぎ、佐野家の脈絡を保ちますが
惜しい事に若くして亡くなってしまいます。
それでも佐野家は戦国時代を乗り切りますが
江戸時代初めには諸般あって大名としては
途絶えてしまいます。
本作の昌綱は佐野家の大名としての存続を
目指してさらに生き長らえ、様々な危機を
乗り越え、歴史の知識が乏しい中を
接近し奮闘するお話です。
佐野房綱。
永禄元年(1558年)~慶長6年(1601年)
佐野泰綱の三男、昌綱の兄で泰綱の長男の豊綱の
長男説もあり。
昌綱の優秀な弟。
兄の昌綱によく仕え、昌綱の死後は北条氏政の
攻勢の前に関東を追われるも織田信長や後を
継いだ豊臣秀吉の中央政権に近づき、
小田原征伐で北条氏が滅んだ後は佐野家の
再興に成功しました。
本作では後半の物語の展開の昌綱の活躍の
モデルになった人です。
また生年も永禄元年だと泰綱70歳の時の
子供で可能性は0でもないですがちょっと
難しい面もあるので昌綱より10歳違いの
設定にしているのはご了承ください。
また天徳寺宝衍と名乗っていましたが
本作では房綱で通しています。
ちょっとこの件はまた、語りたく思います。
佐野泰綱。
長享2年(1488年)~永禄3年(1560年)
佐野家13代目当主。昌綱、房綱の優秀な父親。
弱体化や関東の騒乱の間に唐沢山城を強化し、
勢力基盤を築きました。
ジャイ子。
物語の展開上の人物で昌綱の正室です。
本名は伝わっていません。
(本作でも名前が未定……)
下野国南部の有力人物の娘との設定です。
見た目に反して女子力が強くて佐野家や
昌綱のために上杉輝虎と女の友情を
結ぶなど影ながら大活躍します。
昌綱の長男、佐野宗綱や次男、
桐生親綱の母親です。
お鶴。
物語の展開上の人物で昌綱の側室です。
山賊上がりで薙刀の達人です。
唐沢山城の攻防で大活躍します。
虎房丸の母親で上杉家への人質として
越後に赴きます。
他の方は物語の進展で順次、
ご紹介させていただきます。