立道智之の日記

趣味で小説を書いております

千姫様にお願い候2 販売開始

千姫様にお願い候2 販売開始です。

Amazon Kindle Direct Publishingにて発売開始です。

毎度お約束の読み放題コ-スです。

イラストは佐野昌綱の野望からお世話になっている

JOU様にお願いしております。

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第2話は千姫豊臣秀頼の正室として大阪城

暮らすようになってから7年後の慶長15年(1610年)から

物語は始まります。

徳川家と豊臣家が円満になるよう表向きは正室、

実は人質として豊臣家に送り込まれた千姫ですが

徳川と豊臣の関係は一行に良くなっていませんでした。

家康は将軍職を後継者の秀忠に譲り代々将軍職は徳川が

継承することを宣言し、豊臣には暗に臣従を催促します。

家康に政権を奪われたと思っている秀頼の母、茶々は

それに納得しません。

ただ家康も人質の千の身を案じて豊臣を潰す

決断までは起こせません。

配下と言う前提ではありますがなんとか共存を目指します。

豊臣贔屓の人たちの間でもすでに世の趨勢は徳川との

認識は広まっていました。茶人の古田織部織田有楽斎

豊臣家恩顧の武将の加藤清正や秀吉の正室のねね、北政所らは

徳川と豊臣の良好な関係を目指して動きますが

時間ばかりが過ぎてうまくいきません。

千姫と小姓のおちょぼも大阪城下で徳川と豊臣の関係に

不安と無力さを感じて大阪の街の中で息抜きして

大阪城の日常を忘れることしかできません。

しかし立派に成人した秀頼を見て家康は心変わりを

起こし始めます。茶々と違って家康との対峙に慎重だった

秀頼ですが方広寺事件、隠し子の存在の件で両家の関係は

一気に緊張化し秀頼も万が一に備えて浪人衆を雇い始めます。

毛利勝永、太閤秀吉の馬廻衆だった真田源二郎信繁(真田幸村)や

源二郎配下の真田十衆(真田十勇士)らを雇って大阪城の守りを

固めようとしますが結局豊臣家と徳川家の関係はさらに悪化。

ついに両家は話し合いから衝突の道へ進み始め、

千姫は己の無力さを感じながら最後まで

戦いを避ける術を考えますが……

各キャラクタ-の紹介は追ってまたしたく。

!?や!!の表記は相変わらずうまくいかず。

なお真田十衆の挿絵を実験的に入れたりしております。