立道智之の日記

趣味で小説を書いております

映画 関ヶ原 を見てきました

久しぶりの投稿ですが……

映画 関ヶ原 を見てきました。

ちょっとモチベーションアップのために

見てきた次第です。

改良を検討している 千姫様にお願い候 の

参考にすべく見てきました。

ただ、佐野昌綱の野望 や 千姫様にお願い候 にも

関ヶ原への経緯は出てきますが

やはり複雑なんで表現が難しいですね。

私も苦戦しました。

映画 関ヶ原 も前半をその説明に

当てていますが難しいとの声が多いようで

これが厳しい評価につながっているようです。

映画 関ヶ原 のネタばれありご注意を!

豊臣家崩壊、関ヶ原へのきっかけが

関白秀次切腹事件なのは私も同意です。

ただ、豊臣家中の尾張衆と近江衆の争いの

解釈は面白かったです。

千姫様 での反映はちょっと難しそうですが

作品改良おいて良い参照に映画 関ヶ原 は

なりました。

関ヶ原 ですが歴史知識がないと

見ていて理解が厳しく難しいかもしれません。

でも歴史好きにはまぁ楽しめるのではないでしょうか。

ツッコミところもかなりありますが

それほどひどい作品でもないかと。

残酷シ-ンは多めですが。

 

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佐野昌綱の野望 の絵を描いて頂いたJOU様の

原画を元に 千姫様にお願い候 版を

編集してみました。

アルファポリス版の表紙になっています。

千姫様にお願い候 ですが改良版を出すか

近く判断します。

追って発表したく。

佐野昌綱の野望、価格変更と千姫様にお願い候 好調

久々に投稿しました。

佐野昌綱の野望ですが完結してから

一月経過しましたがAmazon KindleDirectPublishing、

Kindle Unlimited読み放題サ-ビスの集客力のおかげか

ちょこちょこと読まれております。

で、KDPは稼げるのかというちょっと下種でもあり

リアルな話になると私の作品に関しては

生活費にはほど遠く、サラリ-マンの

タバコ代程度の小遣い程度にしかならないというのが

率直なところであります。

佐野昌綱の野望ですが小説家になろう

掲載を打ち切る直前には1年で100万PVの

ユニ-クアクセスを頂いておりましたが

やはりKDP移行後はお金を払ってまで読む方は

少なかったのが現状なのでしょう。

巻数によってばらつきがありますが数日毎に

ポツリと読み放題で読まれている感じです。

 

で、佐野昌綱の野望ですが基本的にはKDPの

読み放題は今後も継続予定です。

読み放題ばかりで実売はほとんどなかったので

実売価格もKDPの最低価格99円に変更を

かける予定です。

読み放題に入っていない方向けに裾野を広げたく。

ただ、やはり小説家になろうで超有名作品であっても

書籍化後は売れずに打ち切りになる作品が多い

ようなのでネット小説の書籍化はなかなか

難しいビジネスなのかもしれません。

ネット小説はやがり一部の層の物なのかも。

タイトルだけを見てもちょっと一般受けするとは

思えない物が多いですし。

日本では紙の方が相変わらず認識が良いようですし、

アメリカでも統計的に電子書籍の売れ行きの勢いに

歯止めもかかっているようです。

あ、電子書籍は漫画に関しては大繁盛だそうですが。 

 

さて、最近ですが小説家になろうに掲載されている

千姫様にお願い候が割と調子が良いようで

7月に入ってお気に入りが3件ほど登録してもらっていました。

ありがたいことです。

千姫様にお願い候はどちらかと言えばリアル歴史系で

アクセス数が芳しくなかったので大坂の陣終了後に

私の方で打ち切り終了させていただいたのですが。

好調なのでちょっと今後の対応を考え中です。

また、追って公表したく。

 

 

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千姫様にお願い候は実は私は気に入っているのですが

ファンタジ-転生ニートチ-トが主力の

小説家になろうではやはり全然ダメでした。

まぁ、私もあきらめた作品ではあるのですが

最近、予想外に好調なのにちょっと驚いている次第です。

イラストはJOU様に以前描いていただいた

佐野昌綱の野望から千姫を中心に関係者、

天海、徳川家康豊臣秀吉石田三成、茶々、

真田源二郎(信繁)らを編集しました。

 

佐野昌綱の野望 登場人物のご紹介 最終編

佐野昌綱の野望、登場人物、最終編のご紹介です。

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徳川千(豊臣千)

慶長2年(1597年)~寛文6年(1666年)

千姫で有名です。

実父は徳川家康の三男で家康の後継者で江戸幕府2代将軍の徳川秀忠です。

実母は織田信長の妹、お市の方の三女の江です。

血筋で分かる通り本物のお姫様です。

徳川秀忠、江夫婦の初めての子で徳川家光は弟です。

妹の珠姫も前田利常の正室で有名です。

美しい温厚な姫と伝わり、家康や両親に溺愛されたそうです。

徳川家から豊臣家に人質として豊臣秀頼に嫁ぎます。

叔母に当たる秀頼の母親の茶々、淀殿との関係は不明な点が

多いのですが秀頼とは子は産まれなかったものの

仲は良かったようですのでそれほど多分問題が無かったのでしょう。

大阪の陣では豊臣家と一緒に滅ぶ運命でしたが

家康が千姫を助けた者には千姫を嫁がせるとの発言もあって

千姫は脱出に成功します。

家康の千姫の溺愛振りが分かりますが……

千姫ですが温厚な姫と伝わっていますが大乱戦の大阪城から脱出したり

秀頼の娘の天秀尼を体を張って助命したりしています。

大阪城脱出後の再婚の件では佐野家の改易にも

からむ坂崎直盛が千姫事件が起こしたりもしますが。

千姫はその後は本多忠刻と再婚し、姫路城に暮らすようになります。

一男一女に恵まれますが幸せは長続きせず、その後、

長男が病死すると実母の江や義理の母親、更には夫の忠刻まで亡くなり

本多家は改易の危機に瀕しますが千姫父親の秀忠に陳情し、

忠刻の弟が後継者になることでなんとか本多家はこの危機を乗り切りました。

千姫はその後江戸に長女と戻り長女は池田家に嫁ぎます。

その後は静かに暮らすつもりだったようですが

将軍の実の姉だけあってやはり奥でも平穏とは行かず

その後、色々と巻き込まれます。

家光との仲は良かったようで家光の三男の綱重を

養育したり新たに姫路城主になった娘夫婦の面倒を見たりと

活躍しています。

私の別作品で千姫主役の

千姫様にお願い候」ですが

あまりアクセス数が伸びなかったので大阪の陣で

いったん終了させましたが実は後半のストーリーを

用意していますので機会がったらいずれ公開しようか

考えております。

 

 

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南光坊天海

天文5年(1536年)~ 寛永20年(1643年)

若い頃は隋風と名乗って色々なお寺で修業したそうですが

若い頃の行動は実は良く分かっていません。

家康の元に来たのは家康の関東入り、1590年頃で

川越市喜多院に入った頃に天海と名乗ったそうです。

江戸を風水などで設計したと言われています。

家康のブレ-ンとして方広寺事件など活躍後、

秀忠、家光にも仕え108歳!で没したと言われています。

天海、明智光秀説が有名ですが人生前半の足取りが不明、

日光の明智平の説、徳川家光の乳母、

春日局が光秀の重臣、斉藤利三の娘など

(謀反人の娘が将軍の乳母の謎)

確かになかなか謎が多い方です。

関ヶ原や大阪の陣では甲冑を着て出陣したとも言われ

やはり普通のお坊さんではなさそうです。

 

イラストなしですが

大久保長安

天文14年(1545年)~ 慶長18年(1613年)

元武田家の家臣です。

家康の重臣、大久保忠隣の与力になった後、

奉行として優秀な能力を発揮します。

山師(金山、銀山)の開発能力は大変優れていたそうです。

関ヶ原の戦の後は徳川領の金山銀山の管理を任され

老中職に抜擢、家康の六男の松平忠輝の家老にも抜擢されます。

天下の総代官と呼ばれ強大な権力を手にし、

桐生市長安が開発したと言われています。

女好きと派手な生活でも有名でしたが死後、

横領容疑で長安の一族は滅ぼされます(大久保長安事件)。

諸説ありますが本多正信のと大久保忠隣の

権力闘争の果ての事件と言われています。

佐野家の改易も実はこの大久保長安事件が発端と

言われています。

大久保家も忠隣が改易され力を失いますが家康没後、

本多忠純が失脚すると大久保一族は復権に成功しています。

佐野信吉も実は史実では同じ頃合いに許され

復権していますのでやはり幕府の

権力政争だったのではないかと思います。

信吉は許されたのち、すぐに亡くなりますが

息子の小吉、佐野久綱は幕府の旗本に

その後取り立てられています。

 

佐野昌綱の野望 期間限定 第7巻から10巻 無料キャンペーン予告

佐野昌綱の野望ですが最終巻第10巻完結記念で
期間限定で第7巻から第10巻まで
無料キャンペーンを行います。

予定では6月23日から5日間であります。

史実的には昌綱の弟の房綱から
信吉にバトンタッチし、豊臣から徳川への
時代を巧みに切り抜けて行きます。

本作でも昌綱が房綱、信吉、千代、佐野衆の福地親子と
豊臣から徳川への歴史の移り変わり、関ケ原の戦い
そして徳川政権内の権力争いを乗り越えながら
佐野家に迫る最後の不幸を回避すべく奮闘します。

よろしくお願いします。

 

ようやく完結しました 佐野昌綱の野望 と 告白

佐野昌綱の野望ですがかれこれ1年半近くかかりましたがようやく完結です。

実は当初の予定では昌綱の実年齢通りに終わらせる予定でしたが

意外と評判が良かったの思い切って史実では房綱の活躍を

昌綱に転移させ、続けた次第です。

なんで 小説家になろう から KDP(Amazon)に移行したかですが

やはりモチベを保つためです。

なろう のリアルタイムなアクセス数も嬉しかったのですが

やはり異世界転生が主の なろう では

本作は浮いた存在ですし

なろう の有名タイトルが私的にはちょっと苦手で別の

フィールドに移ろうと思った次第です。

この辺は皆様、色々とご意見や考え方があるかと思いますのでご容赦を。

佐野昌綱の野望ですがやはり書き慣れない

転生系なんで苦労しました。

なんで史実無視で展開しないんだとの不満と思われる感想も

いくつか頂きましたが私的には歴史小説っぽさを

残したいあたり史実重視にさせて頂いた次第です。

次回作ですが「千姫様にお願い候」をリニューアルの上

完結させるか悩んでいるとこですが。

また、機会あればこの場で発表したいと思いますので。

佐野昌綱の野望10 最終巻 公開しました

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Amazon Kindle Unlimitedにて

佐野昌綱の野望10 昌綱最終決戦編、公開しました。

ようやく最終回です。長かった。

昌綱が房綱、信吉、千代、佐野衆の福地親子と

豊臣から徳川への歴史の移り変わり、関ケ原の戦い

そして徳川政権内の権力争いを乗り越えながら

佐野家に迫る最後の不幸を回避すべく奮闘します。

イラストはJOU様に描いて頂きました。

本巻ですが第10巻が最終巻で小説家になろう

未公開エピソードにつき

期間限定で無料キャンペーンを行いますので

この機会にぜひどうぞ。

よろしくお願いします。

佐野昌綱の野望 登場人物のご紹介 佐野家最終編 

佐野昌綱の野望 登場人物のご紹介です。

いよいよ佐野昌綱の野望ですが最終回目前です。

まずは佐野家からです。

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千代。

本作では昌綱の弟、房綱の娘ですが

史実では昌綱の嫡男、宗綱の娘とも言われています。

史実で行けば昌綱の孫になります。

佐野家の 真 の後継者です。

史実の佐野家は(後)北条氏に彼女の夫として

北条氏忠を送り込まれ乗っ取られていますが

彼女は幼かったようで結婚までには至らず

その後、豊臣秀吉の北条征伐で北条氏が

敗れると佐野家は房綱や山上氏秀らの活躍で

(本作では昌綱、房綱、山上ら佐野家一族の活躍で)

氏忠を追い出し佐野家の主権を取り戻します。

そして豊臣秀吉に接近した昌綱、房綱らは

秀吉の奉行、富田一白の三男、信吉を

迎え入れるのに成功し、千代の婿として

迎え入れようやく佐野家の存続に道筋を立てるのです。

しかし年頃の千代も素直に従わず相変わらず

佐野家でドタバタを繰り返しますが

豊臣家の衰退、徳川家の増長と

急速な世状の変化に気付き、再度

佐野家一族は力を合わせて向かいます。

彼女の生年や本名、人物像は実は不明ですが

本作では若干乱暴ですが父、房綱譲りで京文化、

南蛮文化に明るく武道にも優れた女子として活躍します。

また昌綱、現代の富田昌弘の歴史研究会の

マドンナにも昌綱の天敵だった上杉輝虎

若年にもどことなく似ています。

昌綱はだから未来の自分のためにも

必死に頑張ります。

ちなみに肩の白い猫は大阪居住時代に

島津義弘からもらった猫です。

 

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佐野昌綱。

享禄2年(1529年)~天正2年(1574年)。

本作の主人公です。史実と違い元気に活躍中。

千代の婿探しに弟の房綱と共に奔走します。

秀吉配下で九州から朝鮮まで走り回った挙句、

ようやく秀吉の奉行、富田一白の五男、

信吉を迎え入れる事に成功しますが千代、信吉の間の

調整に今度は奔走します。

もちろん、豊臣から徳川への世の流れも忘れません。

しかし、さらに待ち構える佐野家の最期の予想外の

不幸を回避するため昌綱は老体に鞭を

打って奔走するのです。

関ケ原、徳川政権の内部の派閥争い、

そして大阪の陣へ時代は動きます。

 

 

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佐野信吉。

永禄9年(1566年)~元和8年(1622年)。

初名は信種、後に政綱、信吉と改名します。

秀吉の奉行、富田一白の五男として生まれます。

富田家の五男で終わるとこを彼は幸運にも

佐野家を継承します。

現代のちょっとだらしなくて先が

見えてない富田昌弘そっくりで

昌綱はこの男を放っておけず、己の未来のためにも

あの手この手を尽くします。

信吉も奮闘し、ようやく佐野家や千代の信任を得て

関ケ原でも徳川側、東軍に付与し所領を安堵し、

佐野家も安泰かと思われましたが

史実では信吉は徳川政権内部の勢力争いの

予想外の不幸に巻き込まれます。

結局信吉の宗家の富田家は改易、

佐野家も連座で改易になります。

信吉はその後、赦されますが失意のためか

江戸で間もなく亡くなり、佐野家は

大名としては終焉し旗本として

江戸時代を乗り越えます。

佐野昌綱、富田昌弘、これを避けるための

最後の戦いに挑むのです。

 

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佐野房綱。

永禄元年(1558年)~慶長6年(1601年)

生年月日は昌綱、房綱の父の泰綱の生年を

考慮し史実と違い昌綱の10歳違いで解釈しています。

佐野昌綱の野望の本作のタイトルですが

本当は後半のタイトルは史実で言えば

佐野房綱の野望が正しい筋のほど彼は

活躍しています。

房綱が奔走し、織田信長豊臣秀吉

接近し、秀吉亡きあとは家康に接近する

凄い技を見せたので佐野家は北条氏に

吸収されるのを防ぎ、主権を取り戻し、

後継者も見つける事に成功したのです。

彼があと15年長生きすれば佐野家も変わって

いたと思われます。

房綱は僧侶のように天徳寺宝衍と名乗っていましたが

宣教師、ルイス・フロイスの手紙にも

房綱は登場しており 貴人 と称されています。

キリスト教に寛大で理解があったようですので

本作でもお坊さんよりも南蛮甲冑を着せて

奮闘させています。

 

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山上氏秀。生没年不明。

山上道及の方が有名でしょうか。佐野四天王筆頭です。

織田信長のゲ-ムにも登場しています。

佐野家再興のため昌綱、房綱と共に奮闘し、

佐野家の主権を(後)北条氏から取り返します。

佐野四天王で北条寄りだった大貫定行、

津布久士郎らが失脚し、竹沢定冬が亡くなると

佐野家の生え抜きの重鎮として活躍します。

しかし反北条だった彼は北条の所領を継ぎ、かっての

北条のように振る舞う徳川家康が気に入りません。

反徳川の石田三成上杉景勝、佐竹義宣らに

近付いて行きます。

結局、山上は佐野家を飛び出し上杉家に仕官します。

前田慶次らと共に陸奥伊達政宗を打ち破り、

関東管領上杉謙信の後継者、上杉景勝を立てて

関東に佐竹義宣らと乱入するのを夢見ますが

その夢は美濃国関ケ原石田三成が家康に

わずか一日で敗北した事で打ち破られました。 

 

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福地寧久。

生没年不明ですが農業担当として昌綱の重臣として

昌綱時代から活躍しています。

信吉時代には息子の智之が信吉に仕えていたようです。

佐野家改易後は帰農したと伝わります。

本作では佐野四天王亡き後の佐野家の重臣として

地味ながら活躍します。

 

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小野善鬼。佐野家のボディガ-ドです。

史実では1593年頃、決闘で亡くなったと言われていますが

本作ではまだまだ活躍。

おかまから剣豪っぽくなっていますが

たしなみの口紅を忘れることはありません。

物語の脇役として活躍します。