立道智之の日記

趣味で小説を書いております

ようやく完結しました 佐野昌綱の野望 と 告白

佐野昌綱の野望ですがかれこれ1年半近くかかりましたがようやく完結です。

実は当初の予定では昌綱の実年齢通りに終わらせる予定でしたが

意外と評判が良かったの思い切って史実では房綱の活躍を

昌綱に転移させ、続けた次第です。

なんで 小説家になろう から KDP(Amazon)に移行したかですが

やはりモチベを保つためです。

なろう のリアルタイムなアクセス数も嬉しかったのですが

やはり異世界転生が主の なろう では

本作は浮いた存在ですし

なろう の有名タイトルが私的にはちょっと苦手で別の

フィールドに移ろうと思った次第です。

この辺は皆様、色々とご意見や考え方があるかと思いますのでご容赦を。

佐野昌綱の野望ですがやはり書き慣れない

転生系なんで苦労しました。

なんで史実無視で展開しないんだとの不満と思われる感想も

いくつか頂きましたが私的には歴史小説っぽさを

残したいあたり史実重視にさせて頂いた次第です。

次回作ですが「千姫様にお願い候」をリニューアルの上

完結させるか悩んでいるとこですが。

また、機会あればこの場で発表したいと思いますので。

佐野昌綱の野望10 最終巻 公開しました

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Amazon Kindle Unlimitedにて

佐野昌綱の野望10 昌綱最終決戦編、公開しました。

ようやく最終回です。長かった。

昌綱が房綱、信吉、千代、佐野衆の福地親子と

豊臣から徳川への歴史の移り変わり、関ケ原の戦い

そして徳川政権内の権力争いを乗り越えながら

佐野家に迫る最後の不幸を回避すべく奮闘します。

イラストはJOU様に描いて頂きました。

本巻ですが第10巻が最終巻で小説家になろう

未公開エピソードにつき

期間限定で無料キャンペーンを行いますので

この機会にぜひどうぞ。

よろしくお願いします。

佐野昌綱の野望 登場人物のご紹介 佐野家最終編 

佐野昌綱の野望 登場人物のご紹介です。

いよいよ佐野昌綱の野望ですが最終回目前です。

まずは佐野家からです。

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千代。

本作では昌綱の弟、房綱の娘ですが

史実では昌綱の嫡男、宗綱の娘とも言われています。

史実で行けば昌綱の孫になります。

佐野家の 真 の後継者です。

史実の佐野家は(後)北条氏に彼女の夫として

北条氏忠を送り込まれ乗っ取られていますが

彼女は幼かったようで結婚までには至らず

その後、豊臣秀吉の北条征伐で北条氏が

敗れると佐野家は房綱や山上氏秀らの活躍で

(本作では昌綱、房綱、山上ら佐野家一族の活躍で)

氏忠を追い出し佐野家の主権を取り戻します。

そして豊臣秀吉に接近した昌綱、房綱らは

秀吉の奉行、富田一白の三男、信吉を

迎え入れるのに成功し、千代の婿として

迎え入れようやく佐野家の存続に道筋を立てるのです。

しかし年頃の千代も素直に従わず相変わらず

佐野家でドタバタを繰り返しますが

豊臣家の衰退、徳川家の増長と

急速な世状の変化に気付き、再度

佐野家一族は力を合わせて向かいます。

彼女の生年や本名、人物像は実は不明ですが

本作では若干乱暴ですが父、房綱譲りで京文化、

南蛮文化に明るく武道にも優れた女子として活躍します。

また昌綱、現代の富田昌弘の歴史研究会の

マドンナにも昌綱の天敵だった上杉輝虎

若年にもどことなく似ています。

昌綱はだから未来の自分のためにも

必死に頑張ります。

ちなみに肩の白い猫は大阪居住時代に

島津義弘からもらった猫です。

 

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佐野昌綱。

享禄2年(1529年)~天正2年(1574年)。

本作の主人公です。史実と違い元気に活躍中。

千代の婿探しに弟の房綱と共に奔走します。

秀吉配下で九州から朝鮮まで走り回った挙句、

ようやく秀吉の奉行、富田一白の五男、

信吉を迎え入れる事に成功しますが千代、信吉の間の

調整に今度は奔走します。

もちろん、豊臣から徳川への世の流れも忘れません。

しかし、さらに待ち構える佐野家の最期の予想外の

不幸を回避するため昌綱は老体に鞭を

打って奔走するのです。

関ケ原、徳川政権の内部の派閥争い、

そして大阪の陣へ時代は動きます。

 

 

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佐野信吉。

永禄9年(1566年)~元和8年(1622年)。

初名は信種、後に政綱、信吉と改名します。

秀吉の奉行、富田一白の五男として生まれます。

富田家の五男で終わるとこを彼は幸運にも

佐野家を継承します。

現代のちょっとだらしなくて先が

見えてない富田昌弘そっくりで

昌綱はこの男を放っておけず、己の未来のためにも

あの手この手を尽くします。

信吉も奮闘し、ようやく佐野家や千代の信任を得て

関ケ原でも徳川側、東軍に付与し所領を安堵し、

佐野家も安泰かと思われましたが

史実では信吉は徳川政権内部の勢力争いの

予想外の不幸に巻き込まれます。

結局信吉の宗家の富田家は改易、

佐野家も連座で改易になります。

信吉はその後、赦されますが失意のためか

江戸で間もなく亡くなり、佐野家は

大名としては終焉し旗本として

江戸時代を乗り越えます。

佐野昌綱、富田昌弘、これを避けるための

最後の戦いに挑むのです。

 

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佐野房綱。

永禄元年(1558年)~慶長6年(1601年)

生年月日は昌綱、房綱の父の泰綱の生年を

考慮し史実と違い昌綱の10歳違いで解釈しています。

佐野昌綱の野望の本作のタイトルですが

本当は後半のタイトルは史実で言えば

佐野房綱の野望が正しい筋のほど彼は

活躍しています。

房綱が奔走し、織田信長豊臣秀吉

接近し、秀吉亡きあとは家康に接近する

凄い技を見せたので佐野家は北条氏に

吸収されるのを防ぎ、主権を取り戻し、

後継者も見つける事に成功したのです。

彼があと15年長生きすれば佐野家も変わって

いたと思われます。

房綱は僧侶のように天徳寺宝衍と名乗っていましたが

宣教師、ルイス・フロイスの手紙にも

房綱は登場しており 貴人 と称されています。

キリスト教に寛大で理解があったようですので

本作でもお坊さんよりも南蛮甲冑を着せて

奮闘させています。

 

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山上氏秀。生没年不明。

山上道及の方が有名でしょうか。佐野四天王筆頭です。

織田信長のゲ-ムにも登場しています。

佐野家再興のため昌綱、房綱と共に奮闘し、

佐野家の主権を(後)北条氏から取り返します。

佐野四天王で北条寄りだった大貫定行、

津布久士郎らが失脚し、竹沢定冬が亡くなると

佐野家の生え抜きの重鎮として活躍します。

しかし反北条だった彼は北条の所領を継ぎ、かっての

北条のように振る舞う徳川家康が気に入りません。

反徳川の石田三成上杉景勝、佐竹義宣らに

近付いて行きます。

結局、山上は佐野家を飛び出し上杉家に仕官します。

前田慶次らと共に陸奥伊達政宗を打ち破り、

関東管領上杉謙信の後継者、上杉景勝を立てて

関東に佐竹義宣らと乱入するのを夢見ますが

その夢は美濃国関ケ原石田三成が家康に

わずか一日で敗北した事で打ち破られました。 

 

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福地寧久。

生没年不明ですが農業担当として昌綱の重臣として

昌綱時代から活躍しています。

信吉時代には息子の智之が信吉に仕えていたようです。

佐野家改易後は帰農したと伝わります。

本作では佐野四天王亡き後の佐野家の重臣として

地味ながら活躍します。

 

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小野善鬼。佐野家のボディガ-ドです。

史実では1593年頃、決闘で亡くなったと言われていますが

本作ではまだまだ活躍。

おかまから剣豪っぽくなっていますが

たしなみの口紅を忘れることはありません。

物語の脇役として活躍します。

上杉謙信女性説はトンデモ説?織田信長のプレゼントの謎

佐野昌綱の野望ですが本作ですが

世間ではトンデモ説扱いの上杉謙信女性説を

採用しています。

なんで本作がこれを採用したのかは

面白いのもありますが下記の通りです。

 

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上杉謙信

享禄3年(1530年)~天正6年(1578年)。

女性説はWiki先生に書かれているのでそちらを見た方が

良いのですが私が注目しているのは

謙信の周囲の反応であります。

謙信は生涯独身でこれは戦国時代では珍しい事例ですが

家臣団の中でこの件を心配する資料があまり無いようです。

普通であれば佐野昌綱もしかりですが後継者探しに

必死になるのですが謙信はこの件は終始曖昧で

結局、はっきりとした遺書を残さず急死したため

養子の景勝と景虎が争い、上杉家は一時衰退し

滅亡の危機に立たされています。

家臣が謙信の後継者の件であまり言わなかったのは

謙信が女子であれば婿、男子に家を乗っ取られる

可能性があるため養子しか選択肢が無かったとも

考えられます。

家臣もあまり言えない訳です。

 

 

 

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またあの織田信長も謙信と友好関係時代に

謙信に贈り物をしています。

貴重な南蛮マントや有名な洛中洛外屏風などを

謙信に信長は贈っていますが

その中に源氏物語屏風があったと伝わっています。

源氏物語屏風は恋愛物の源氏物語を元にした

屏風で普通は男性には贈らない物だそうです。

謙信も信長からのこの贈り物を喜んだと言われており、

謙信が女子なのは信長も知っていた、

当時はそれが普通だった可能性もあります。

また謙信の肖像画はひげもじゃの物が多いですが

生存時に書かれたと言われる肖像画新潟県長岡市

栃尾の常安寺に残っておりこちらにはひげはないです。

しかも中性的な顔立ちです。

一緒に謙信の重臣の鬼小島弥太郎と本庄実乃が描かれて

いますがこちらにが普通にひげが描かれているようです。

赤い着物、紅地雪持柳繍襟辻ヶ花染胴服を愛用していたり

愛刀は姫鶴一文字など上杉謙信はなかなか

謎がある魅力的な人物であります。

佐野昌綱の野望 期間限定 第4巻から第6巻 無料キャンペ-ン予告

佐野昌綱の野望ですが鋭意最終巻第10巻を

執筆中であります。

予告になりますが期間限定で

5月20日頃より5日間、

先月の第1巻から第3巻に引き続いて

第4巻から第6巻の無料キャンペ-ンを行います。

理由ですが期限を設けて

最終巻を書き上げるように自分に鞭打つためです(苦笑)。

第4巻から第6巻は史実では佐野昌綱ではなく

弟の房綱が活躍した期間ですが昌綱は

佐野家存続のため織田信長豊臣秀吉に接近する過程です。

本能寺の変も登場しますが私の独自の

視点もあり色々ご指摘はあるかと思いますが

その旨はご了承願いたく。

 

佐野昌綱の野望 期間限定 1巻から3巻 無料キャンペ-ン開始

 

佐野昌綱の野望 期間限定で

4月21日 17時ごろより5日間、

第1巻から第3巻の無料キャンペ-ンを行います。

理由ですがようやく第9巻までこぎ着け、

次回の第10巻が最終巻の予定ですが

これを記念して行う次第です。

あとAmazonのKDPセレクトの

無料キャンペーンとやらの

威力を見せてもらおうか!

と思った次第でして。

第1巻から第3巻は実際の佐野昌綱の

生年の期間で本作の基本部分であります。

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上杉謙信北条氏康が関東の覇権を

目指して争い、ちょっかいを出す武田信玄

それに巻き込まれる昌綱ら関東衆です。

最終巻第10巻ですがちょっと筆が遅れており

5月末までになんとか出したく

奮闘しておりますが。

よろしくお願いします。

佐野昌綱の野望9 公開しました

 

Amazon Kindle Unlimitedにて

佐野昌綱の野望9:佐野家再興奮闘編

公開しました。

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ようやく関東にやって来た豊臣秀吉

長年関東の諸将を苦しめた北条氏政

あっけなく滅ぼし、東北地方もその勢いで攻略し

ついに日本の統一を完成させます。

しかし、秀吉は織田信長を超えるため

明への侵攻を開始します。

佐野家ですが昌綱はようやく唐沢山城を

取り返し、娘婿に豊臣家の奉行、

富田一白の五男の信種を迎え入れようやく

一息つけるかと思われましたが、

北条に代わって関東、豊臣政権で

大手を振るうようになった徳川家康

対抗する陣営との政争に巻き込まれ、

大阪では茶々後継者への野望、

そして佐野家内でも正当な後継者

千代と信種の微妙な関係、

秀吉の暴走と問題が次から次へと

起こります。

昌綱はそれを乗り越えて行けるのか。

 

物語の展開から史実と違う点があるのは

ご了承ください。

 

イラストはJOU様に書いて頂いております。

 

Kindle Unlimitedにて読み放題にて

公開中です。

 

よろしくお願いします。